oggie

2010年08月30日 13:28

テレビで、
25m泳ぎきることに挑戦する8歳の少年ヒロ君を
偶然見て釘付けになってしまった

彼は生まれつき手足の関節が固まって
動かない障害があって、
クロールや平泳ぎはできない。

唯一動く股関節だけを使って進まないといけないので
なかなか難しいようだった。

初めての練習のときにうまく進まないながらも
全然水を恐がってない様子に私は驚いた。
そして「泳げそうか?」という問いにも
「うん!」と自信満々。
「今までやろうと思ったことで、できなかったことはない」
と言うヒロ君。

1週間で5m泳げるようになり、
本番には見事泳ぎきったのです!
もともとの目標が仲良しのお友達2人と一緒に泳ぎたかった
ということで、その2人とお母さんが応援に。
すごく楽しそうに泳いでたし、達成した後も飄々としていて
彼にとってはできないことを1つクリアしたにすぎないんだなぁ
すごいことと捉えてないんだなーと思った。

それでも本当にヒロ君はすごい!私はずっと泣きながら見てしまった!
でもきっとお母さんや周りの人も分け隔てなく接してきたんだろうな
と、その環境にも感心した。


別の番組で、「キャタピラー」の監督と出演者の方が対談されてて
フランスでは「一個人」を大切にする、という話をされてた。

子供も一人の人間として扱われる、と。

私はヒロ君も特別扱いされず「個」を大切にされて育ったんだろうなと思った。
「五体不満足」の著者 乙武さんも本を読みましたが
そういう感じでした。
(先日、乙武さんと街ですれ違いました!!感激!)

どんな状況・立場の人でも「個」というのは尊重するのは
大切なことなんだと実感させられた。
それは甘やかすとかではないので、厳しく
お互いに辛い思いもすることがあるのだろうけど・・・

そんなことを考えてました

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