映画「舟を編む」
面白いやろなーと思って観たけど、
これは期待以上に面白かったです!!
事前に、原作読んだ人に「あんまり」って聞いちゃったんですけど
映像はまた違うよね・・・ってことで。
同じ原作者の「まほろ駅前多田便利軒」の映像も好きやったし
辞書を創る人々が出てくる「言葉」がテーマの本作、
私にはとても興味深い内容でした。
言葉は生き物だから、どんどん変わっていく。
でも、正しい言葉を知ったうえで崩す方が美しいと思うのです。
そういう私も日本語を正しく使えてるかはお恥ずかしい限りですが
古きを知る努力もしたいと思っています。
特に最近耳にするのは「ら抜き言葉」について。
それも、若い人が問題視しているのを聞くと捨てたもんじゃないな・・・と思います。
この作品で、主演の松田龍平さんと、監修の先生の加藤剛さんなど
辞書「大渡海」に携わる人たちが、
新しい言葉や若者言葉を知りたいという探究心にも脱帽でした。
頭でっかちな今まで通りでいいと思っている人には見えない世界があるんだろうなぁ。
とても幸せな気分になる、素敵な映画でした
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