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Posted by 京つう運営事務局 at

2012年02月02日

映画「ヒミズ」

ほんっとに久しぶりの映画館です。

観たくないけど観たい
指の隙間から、こっそり観たい

いつもそんな気持ちにさせられる園子温監督の作品です。

“ヒミズ”・・・モグラのこと。「日不見」

主演2人は
ヴェネチア国際映画祭の最優秀新人賞をW受賞!!

体当たりの演技というにふさわしいものでした。

監督は“現代の青春像”を描きたかったそうで

その表現は決してキラキラ明るいものではないけれど

一人の大人として、考えるべき問題を提示されたような気がします。


「いつの時代も生まれてくる子どもは同じ。
   どう育てるか、どんな時代になっていくかは大人次第」

というようなことを聞いたことがあります。
まったくその通りだし、この映画を観てさらに強く思いました。

「親の背中を見て子は育つことを
大人はもっと自覚しないといけない。


原作は2001年当時のものですが
東日本の震災後に脚本を書き換えたそうです。

それを彷彿とさせるシーンもけっこうありました。

地震は天災だから仕方ないとして
原発問題は完全に大人のしたことのシワ寄せが子どもたちにいってると思います。

責任をどうとっていくのか・・・

いつもの園子温監督作品は救いようのない終わり方で
気持ちが落ちっぱなしになることが多いのですが

今回は最後に光が見えるラストで
未来に希望が持てましたicon12